200年目の鐘
熱気のせいでその橋は注意しながら進まなければ、滑ってし まいそうな程露を帯びていた。 さすがにリュウキとクロノスも弁えているのか、途中喧嘩することも無く、無事橋を渡り終える事が出来た。 全員が地に足を着くとセレナは安堵の息を漏らした。 実際此処まで力が持つか心配だったようだ。 「あ、あれ!」 リノが叫び、指差した方向、谷の上のほうには何か真紅の建物が建っていた。